良質なタンパク質と低タンパク食
スポンサーリンク
腎臓の機能低下をできるだけ抑える2つのポイント
良質のたんぱく質をできるだけ摂る
「良質のたんぱく質」をとることで、老廃物 分かりやすく言うと毒素みたいなものを少なくし、腎臓の負担を和らげることができます。では、その良質のたんぱく質というのは、何かと言うとズバリ、アミノ酸スコアの高い食品のことです。
・アミノ酸スコアの高い良質のたんぱく質とは
体内ではつくることができないアミノ酸のことを必須アミノ酸といいますが、必須アミノ酸は全部で8種類あり、食べ物から摂る必要があります。
良質のたんぱく質というのはこれらの8種類のアミノ酸がバランスよく含まれている食品のことを指します。この良質なたんぱく質を含む食べ物のことをアミノ酸スコアが高い食品といいます。
<アミノ酸スコア100点の主な食べ物> ※画像はイメージです。
・肉類(加工肉ではない)
牛肉、牛タン、豚肉、豚レバー、鶏肉、鶏レバー、鶏ひき肉、など
・魚類(加工されていない)
あじ、あなご、甘鯛、あゆ、かじき、かつお、いわし、カレイ、かつおぶし、さんま、本マグロ、きす、きんめだい、はも、ぶり、ふぐ、たら、鮭など
・卵 乳製品
鶏卵、牛乳、生クリーム、ヨーグルトなどの動物性たんぱく質です。
・豆
※大豆 100点(評価方法によって多少バラつきがあるようです。ただし、86点〜100点とかなり優秀)
低タンパク食で必要なエネルギーはキチンと取る
・低タンパク食のメリット腎臓が弱った状態でのたんぱく質の過剰摂取を抑えれば、腎臓が処理する老廃物の量も少なくなります。そのため、腎臓の負担が減り、腎機能を維持することにつながるメリットがあります。
低タンパク食品を利用して無理なくたんぱく質摂取を調整しましょう。
ちなみに低タンパク食品とは、通常の食品と比較し30%以下にたんぱく質を調整している特殊な食品のことです。
たんぱく質の含有量を大幅にカットした麺や白ご飯、そば、スパゲッティ など治療目的の特殊な食品が市販されているので、 うまく活用していきましょう。
スポンサーリンク
>>腎臓に良い食べ物と食習慣サイトトップ
>>もっと腎臓病について調べるサイトマップ