加齢と腎臓病の関係
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もくじ
加齢で慢性腎臓病になりやすくなる
腎臓は、年を取ることによって濾過能力が低下し、慢性腎臓病になりやすくなります。まずは、下記のグラフを見ていただけると分かりやすいと思います。■加齢による 年齢別慢性腎臓病の比率グラフ ※上記グラフはCKD診療ガイド2012 - 日本腎臓学会著作より抜粋(PDFにて同組織から情報がインターネット上にて一般公開されています)
※本グラフは、下記データと母数を元にした推定となります
・2005年の国勢調査
・全国の10都道府県(北海道,山形県,福島県,茨城県,東京都,石川県,大阪府,福岡県,宮崎県,沖縄県)で行われた574,024 名の健診のデータ(男性 240,594 名,女性 333,430 名)※20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代〜年齢含む
同データによると男女ともに年齢が高くなればなるほど、ステージ3以上のステージまで進行した慢性腎臓病患者である比率が高まっていることが分かります。
またグラフが10年分ごとにおおよそ倍化していることから、10歳年を重ねるごとに「おおよそ2倍ほど慢性腎臓病のリスクが高まること」を示唆していると思われます。
年を取ると腎臓病になりやすい理由
加齢・老化によって生活習慣や複数の病気による血管への影響がでてきます。簡単に言うとダメージが腎臓(糸球体)に蓄積されるからです。これは、腎臓を血液を正常にする「フィルター」として例えると 血液のフィルターが長期間使用しているうちに、しだいに目詰まりを起こしていく、とイメージすると理由が分かりやすいかと思います。
加齢・老化によって、フィルターである腎臓(糸球体)自体がしだいに痛んでいくことが理由ですね。
どの状況(ステージ)にいる方も、腎臓をいたわることが重要であることが理解頂けたかと思います。
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