血液検査のBUNとは?
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血液検査のBUN項目についてのまとめ・解説
健康診断などの検査項目に「BUN」という項目があります。これは「血液尿素窒素」という意味です。ちなみにBUNのそれぞれの頭文字は、Blood Urea Nitrogen。それぞれ直訳すると「Blood=血液」「Urea=尿素」「Nitrogen=窒素」です。
簡単にいうと、老廃物の一つである尿素が血液中にどれくらい含まれているか、ということを調べる検査となります。
BUNの適正値(基準値)は 8-21 (mg/dl)程度
定期診断や、人間ドックのBUNの適正値は、おおよそ8-21(mg/dl)です。身体の機能に問題がなくても、身体の活動量が多い(激しい運動をする)と、少しだけ値が増加することがあります。
基準値より高い値だと、他の検査項目と総合的に判断されますが、腎機能低下が疑われる項目です。
BUNの値が高いとどんな病気の可能性があるの?
【腎臓の病気や異常】慢性腎臓病、急性腎炎、慢性腎炎、腎不全、腎臓結石、腎盂腎炎、腎硬化症、腎腫瘍、腎臓ガン、腎奇形
【腎臓以外の病気】
糖尿病、閉塞性尿路疾患、腸閉塞腹膜炎、腸管出血、糖尿病性アシドーシス、悪性腫瘍、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、重症肝疾患、発熱、感染症、組織の壊死・崩壊重症消耗性疾患手術後、脱水、心不全等
【その他】
体調による一時的な異常値、加齢による影響、高血圧、高蛋白食、脱水症、ショック、飢餓、広範囲の火傷等
血液尿素窒素の値が高ければ、要経過観察・医師への相談・精密検査等を行いましょう。
腎臓の働きの検査方法まとめ
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