腎臓に良い運動とは?

腎臓に良い食べ物・食習慣


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腎臓病は安静にしすぎることはかえって良くない

安静時のイラスト 腎臓を悪くしたら、運動はせず、ずっと安静にしておいたほうが良いかどうか。ずっと動かず、寝ているほうが腎臓に負担がかからないのか。

答えは違っており、腎臓を悪化させない程度の運動であれば、まったく運動しないよりは推奨する、が答えです。
なぜなら、全く運動をしない場合、基礎的な体力が下がってしまったり生活の質が下がってしまうからです。

もちろん、急に激しすぎる運動は逆効果なので、自分の体調を見ながら適度に運動をしていくことが腎臓に負担をかけないコツとなります。

腎臓病における適度な運動の目安 メッツ

ジョギング 運動の強度を表す単位の一つに「メッツ」というものがあります。

このメッツとは安静な状態を1(基準)として、安静時の何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示した数字です。
まずは低いメッツの値の運動を行っていき、おおよそ最大強度の50%〜40%程度までの強度が適切です。

感覚的に言うと、「非常に楽」や「楽と感じる」程度の運動で、どちらかというと物足りない、程度の運動量ぐらいです。
いわゆるニコニコペースと呼ばれる運動のペースのことで、最大でも笑顔で誰かとおしゃべりしながら行えるぐらいの運動ペースが腎臓には好ましいです。

※必ず、自分の体力や体調・自身の腎臓病のステージに合わせて行いましょう。
※医師や専門家の指示に従いましょう。

メッツ表一覧

1メッツ〜5メッツまでの運動を一覧表にまとめてみました。1メッツが安静時の基準となります。
運動をする際の目安として使ってください。

メッツ数値 運動内容・行為
1 安静
2 ゆっくりその辺を散歩
2 料理や皿洗い
2 お風呂に入る
2 ストレッチ
2 立ち話
2 子供を立ながら抱える
2 洗車やワックスがけ
2 乗用車(車)や軽トラックの運転
3 掃除
3 ゲートボール
3 普通に歩く
3 子供と遊ぶ(軽度)
3 犬と散歩する
3 電動アシスト付き自転車に乗る
3 大工仕事
3 梱包
3 ギターなどの楽器演奏(軽度)
3 子どもの世話
3 身体を多少動かすようなスポーツ観戦
4 早歩き
4 庭仕事
4 ラジオ体操
4 日本舞踊
4 水泳(ごくゆっくり)
4 水中ウォーキング
4 自転車に乗る
4 バイク・オートバイの運転
4 お風呂掃除・床磨き
4 階段を「下りる」
4 高齢者などの介護
5 ゴルフ
5 ダンス
5 スケート
5 農作業
5 動物と遊ぶ(はしる・歩く)
5 家具の運搬や移動 部屋のレイアウト変更
5 野球・ソフトボール
5 サーフィン
5 卓球
5 バトミントン
決して無理はせず、楽しめる程度の運動を心がけてみましょうね。



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