腎臓病で妊娠出産は可能なのか

妊娠出産


スポンサーリンク

                                       

腎臓病で妊娠出産は可能なのか?

妊娠は母体の腎臓に大きな負担がかかります。
妊娠出産が可能かどうかは、腎機能や血圧病気の経過などで総合的に判断します。

身体の状況によっては可能です。 腎機能の程度にもよりますが、腎臓病だからといって妊娠出産はできないと初めからあきらめる必要はありません。

腎臓病の程度が低ければ出産や妊娠は可能

医師の判断にもよりますが、高血圧や腎機能の低下がなく蛋白尿の程度は軽い状態であれば通常は、ほとんど問題なく安全に妊娠出産を行うことができます。

医師から問題がないと言われた場合は安心してください。

妊娠時の腎臓にかかる負担

腎臓病と妊娠について、身体や腎臓に対しての負担を理解しておく必要があります。

妊娠中は腎臓の血流量は約30%増大します。そして糸球体が濾過する結晶の量は約50%も増えます。 つまりそれまでに経験したことがない大きな負担が腎臓にかかることになるのです。

もちろん、慎重に妊娠が可能かどうか検討する必要があります。

基本的には「血圧」と「腎機能」の2点の程度によって判断します。

各腎臓病の妊娠可能か?可否について

糖尿病性腎症
第1期の人証前期、第二期の早期腎臓病の場合は、妊娠出産は問題ありません。ただし第3期になると難しい判断となりやすいです。4期の場合はリスクが高いため進めることはできません。

※透析療法期になると妊娠出産については制限はなくなりますが原則として進められません。(ただし、100%不可能というわけではありません)

ネフローゼ症候群でも妊娠出産可能
ネフローゼ症候群が完全寛解(かんぜんかんかい つまり、ほとんど症状が出てない状態)の場合は薬物治療を打ち切ってから、6ヶ月以上経てば妊娠出産には全く支障がなくなり、妊娠出産は可能です。

※ただし、不完全寛解T型でも治療を続けていたり、あるいは腎機能があまり低下していない不完全寛解U型の場合は妊娠出産は難しくなります。

慢性糸球体腎炎
腎機能が正常〜軽度程度の場合は病態が安定していれば妊娠出産は可能です。
しかし腎機能の低下が中等度まで進むと医師は原則として進めません。腎機能の経過・尿検査や血液科学検査の結果・病気のタイプなどを総合的考えて判断します。

ループス腎炎
病状が安定しており、副腎皮質ステロイドの量が少ない・腎機能が軽度低下程度であれば、妊娠出産は可能です。
ただし、全身性エリテマトーデスの病態に大きく左右されます。



スポンサーリンク